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青柏祭本儀  青柏祭とでか山

青柏祭 せいはくさい  「 あおかしわまつり 」

     

青柏祭は大地主神社の祭禮で五月四日に行われる例祭です。(以前は五月十四日)
この祭りは天元五年(982年)に老朽化した山王社を再建し、四月申の日に盛大な祭典を行ったのが起源とされ1039年の時が経ています。

祭禮当日、神社では青柏祭奉幣の儀式が行われ、式では神饌を青柏の葉に盛ることよりあおかしわ祭りと呼び青柏祭 ( せいはくさい ) と云われております。
神事の中には袴着姿の五歳の男子が奉饌を神前に運ぶ「袴アゲ」の儀式も行われます。

その後、参道に張られた注連縄を太刀で切り放つ儀式が執り行なわれます。
これにより今までの神社の神事から氏子・庶民・でか山の祭りとなり、境内より魚町・府中町・鍜冶町の順にでか山が曳き出されます。

でか山と青柏祭は同じと思われがちですが、室町時代この祭禮に奉納された曳山が起源とされ現在のでか山になっています。

また、11月15日には青柏祭との対の祭事で赤良柏祭(あからがしわまつり)が執り行われます。

青柏祭本儀の模様を簡単ですが画像と共にご案内いたします。
     
本儀が行われる前に大地主神社拝殿横の山王閣にて献幣使・祭主をはじめ関係の神社の多くの神主さんが集まり事前の神事が行われます。
また、山王閣では袴アゲの男子・来賓・各関係の方々の受付を設け山王奉賛会の会員らが担当します。

  青柏祭祭主の大地主神社宮司さん

宮司さんの冠、巾子部分に柏の葉が三枚神社紋の三柏のように取り付けられています。
画像では分かりにくいですが神饌が柏の葉に盛り付けられています。

いよいよ神事が始まります。
5月2日に小島町唐崎神社での神事「修祓式」で行われた紅葉川の霊水で清め、山王閣から山王奉賛会の会員が唐櫃供献者を務め宮司さんと神職の方々が列をなし拝殿前の参道へと向かいます。
壱  弐 
参  四 
五  六 
七  八 
参道では斎竹と三町のでか山の献燈が立てられ結界の注連縄が張られます。
参道での神事の後、本殿にて青柏祭の本儀がおこなわれます。
九  十 
拾壱 拾弐
拾参 拾四
巫女の舞の奉納があり三町の総代が玉串奉奠を行い、でか山の御幣を拝受していただきます。
その後、大杯でのお神酒を授かります。

次に、神事は参道に移り「道饗祭・みちわさい」が執り行われます。
道饗祭は街に入り込む疫病や邪悪なもの鬼・蛇などが悪さをしないようにとの願いが込められます。
参道に張られた結界の注連縄を祭主の宮司が太刀で切り放つと、これをもって神事から民衆の祭禮となり三町のでか山は順次、境内より曳き出されます。
一連の神事が終わると山王閣にて関係者による直会が執り行われます。

大地主神社拝殿から、三町のでか山が境内に奉納された眺望
五月六日午前 三町のでか山総代が出席し青柏祭終了奉告祭が執行され青柏祭が終了します。

簡単ではありますが青柏祭神事の模様を掲載させていただきました。
地元の皆さんはでか山は良くご存知の事と思いますが、四日に大地主神社で執り行われる青柏祭本儀もご承知して頂ければと思います。

最後に、事前の準備から始まり五月二日の人形宿に青柏祭本儀・六日の後片付けまで山王奉賛会の皆様方には大変ご尽力を頂いています。

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